9/27に行われた消費者庁の第5回遺伝子組み換え食品表示検討会では、一部の食品にしか表示義務のない現行の制度を維持するという結論のとりまとめがなされました。
詳細は こちらの記事をご覧ください。
「現行制度を維持するだけで検討会の意味がない」という一部委員の反撥は誠に的を得たものです。
消費者の意見を無視し、ろくな議論もしないままの、そんな結論断固許すことはできません。
何かできることはないかと考え、急遽、その結論を取りまとめた、座長の湯川剛一郎氏に対する抗議街宣を、10/6午前に行うことにしました。
場所は湯川氏の勤務先である東京海洋大学前です。
多くの学生はただ通り過ぎていくだけですが、チラシを受け取って読んでくれる学生もいます。
しかも、正門を入ったすぐのところでは10人くらいの職員の方々が、何事か?!と見届けるべく、じっと立って、わたしの抗議スピーチに耳を傾けてくださいました。
その後、学内で大きな話題になったことは間違いないでしょう。
「湯川先生、結論を撤回してください!」
「すべての遺伝子組み換え食品に表示をしてください!」
「消費者の知る権利、選ぶ権利を保障してください!」
「湯川先生の教え子も消費者です。なぜ教え子たちの権利を踏みにじるようなことをされるのですか?」
「大学は専門知識だけを教えればよいのでしょうか? まずは人としてあるべき姿を自らの身をもって示すべきなのではないでしょうか? 消費者は表示を望んでいます。先生の手で社会正義を実現してください!」
などと名誉棄損にならない程度の非難と要望とを繰り返し話しました。
職場の前でこういうことをされると、かなりのプレッシャーになるはずです。
本当ならこれからしばらく毎日でもやりたいところですが、連休明けにはもう選挙の公示日となり、そうすると一切の街宣活動には警察の許可が出なくなってしまいます。
今日しかない!と昨日の晩に思い立っての突撃でした。