新型遺伝子組み換え=ゲノム編集食品を、厚労省は安全性審査もなしに流通させようとしています!
遺伝子組み換え食品なんか食べたくない、という方、ぜひあなたの声も届けてください!
パブリックコメント2/24(日)までです! 以下、わたし安田の意見です。
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ゲノム編集は従来の遺伝子組み換えよりは精度の高い技術とされていますが、それでも狙っていない遺伝子を切断してしまう「オフターゲット」が起こる可能性をゼロにすることはできません。
それによって、予想しなかった成分や毒物が生成してしまう危険性があります。
厚労省の調査会が「オフターゲットの結果、新たなたんぱく質が出現し、アレルゲンや毒性を示さないか充分に確認する必要」があることを認めながらも「現状においてこれを実施することは困難」であり、だから実施しなくていい、というのは完全に論理が破綻しています。
「充分に確認する必要」があるのだから、困難でも「安全性審査は必要」。これこそが当然の論理の帰結でしょう。
安全性審査がどうしても困難でできない、というのであれば、安全性審査なしに流通させるのでなく、「一切の流通を認めない」という決断をこそすべきです!
従来型の遺伝子組み換え食品も、「実質的に同等」などと推進派の学者は強弁していましたが、実際には在来種とさまざまな成分の違いがあり、それによって健康被害が生じている可能性を指摘する声もたくさん出ています(例:遺伝子組み換え作物はミネラルの含有量が極端に少ない、ホルムアルデヒドを大量に含む、未知のプリオンを含み不妊に影響する、含まれるグリホサートに発がん性・催奇形性がある、BTたんぱくは人間の腸にもダメージを与えリーキーガット症候群や各種の消化器疾患を引き起こしたり、自閉症の引き金になることもある等々)。
安全性審査を経て市場に出回っている遺伝子組み換え食品ですら、実際には多くの問題があるのですから、その審査もなしに流通させようなど、言語道断です。
あるいは従来型の遺伝子組み換え食品が流通しはじめてから人間への危険性を指摘する声があちこちから出てきた経緯をも踏まえて、安全性審査が無意味であることを自ら認めていらっしゃるのでしょうか。そうであれば、一切の流通を禁止して国民の健康を守ることこそが厚労省の役割です。ゲノム編集食品は安全性が確認できない、だから流通を認めない。これでこそ多くの消費者は納得します。
国民の健康をないがしろにして、経済の発展や企業の利益ばかり追求するのはやめてください。
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意見の提出先
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495180327&Mode=0&fbclid=IwAR3qLagFCFyAKi8NTBPIt3CgMnTYfULlzIUuiUpCS3BgiZcsIcUTNQ_xkpM
「サルでもわかる遺伝子組み換え」作者、安田美絵
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