2016年10月7日(金)衆議院第2議員会館にて院内
集まった署名は第1次集約136,595筆。第2次集約61,284筆。
合計で197,879筆と、
「表示がわかりにくい、と文句を言うと、消費者庁は、『 消費者団体が、もっと消費者教育をしてください』」などとおっしゃるが、教育しなければわからないような表示ではダメなんです! 誰でもパッと見てすぐにわかるような表示でなければ!」 というシンプルな訴えを、フムフムとうなずきながら聞いて、 メモを取っていらっしゃいました。
本年度、消費者庁は、事業として3つの調査を行っており、その調査結果を踏まえて有識者による検討の場をつくり、表示制度見直しを検討していく予定とのことです。
ちなみに3つの調査とは、
①表示対象品目に関する調査(醤油、食用油など)、
②米国・カナダから日本向けに流通しているGM作物(大豆、トウモロコシ)の実態調査、③消費者の意識調査
とのこと。
署名については
「消費者の意識の高さを示す貴重な意見として大切に扱っている」
世界的な遺伝子組み換え表示の厳密化の流れに関しては
「諸外国での表示の状況は消費者庁でも把握しております。検討会ではそれを参考にしつつ、日本での流通実態を踏まえ、実行可能性を配慮して検討することになります」
とのことでした。
消費者の意識調査をしたいなら、なぜこの集会の最初から出席してより多くの意見に耳を傾けようとしなかったのか、と残念に思いますが。
今後も消費者庁に進捗を確認したり、少人数で意見交換会を行うなど、プレッシャーをかけていきたいと思います。
なお、集会ではさまざまな方からのお話があったのですが、特に最近行われた大豆食品の遺伝子検査の話についてまた別途ご報告したいと思います。